食品添加物のおはなし

2016-05-17

 

こんにちは!

薬をやめた薬剤師の川上です。

 

私はファスティングを体験し、味覚が変わりました。

ファスティングをきっかけに食に意識を持つようになった人は

少なくありません。

私は、ファスティングを体験してから、

ラーメンをあまり食べなくなりました。

コンビニや居酒屋の食べ物の味が嫌になるようになりました。

 

コンビニは文字通り便利ですが、売られている食品には、

多くの食品添加物が使われています。

買う前に食品のパッケージの裏側に記載されている成分表示を

確認してみてください。

例えば、調味料(アミノ酸等)、pH調整剤、香料、漂白剤(亜硫酸塩)、

酸化防止剤、乳化剤、発色剤(亜硝酸Na)、保存料(ソルビン酸カリウム)、

増粘多糖類、着色料(カロチノイド、赤3、赤102、黄4)、・・・・・・

実に多くの添加物が入っています!

 

食品衛生法では、「添加物とは、食品の製造の過程において又は食品の加工

若しくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって

使用するものをいう。」と定義しています。

確かに便利なものです。

日本では、指定されている添加物は448品目、既存添加物名簿に

収載されているもの365品目、天然香料612品目にもなっています。

 

腐らず、美味しく、きれいで、安い。そんな食べ物を選びたい。

消費者の欲求が多くの添加物を生み出しました。

例えば、亜硝酸ナトリウムは、ハムやベーコン、明太子等の発色剤として

使用しています。黒ずむのを防ぎ、鮮やかなピンク色の状態に保ちます。

 

昨年10月、WHO(世界保健機関)は、ハムやベーコン類の加工肉を

発がん性基準「グループ1(人に対する発がん性がある)」に分類し、

発表しました。

亜硝酸ナトリウム等は、食肉等に含まれるアミンと胃の中で結合し、

発がん性物質のニトロソアミンに変化することがわかっています。

 

かって食品添加物の専門商社で営業をしていた安部司氏による

「食品の裏側(東洋経済新報社)」では、食品添加物の裏側を告発

しています。

この本によると、自分で食事を作る主婦でも、毎日6070種類の

食品添加物をとっていると書かれています。

 

食品添加物が全く入っていない無添加の食べ物だけを食べることは

不可能です。

でも、少しでも添加物が少ないものを選ぶことはできます。

 

そして、定期的なファスティングでデトックスすることが大事です!

 

 

薬をやめた薬剤師

川上 修一

 

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