食品添加物のつづき
こんにちは!
薬をやめた薬剤師の川上です。
前回に引き続いて、食品添加物のお話しです。
食品添加物のおかけで、私たちの食は便利になったとも言えます。
見栄えがよい、色がよい、崩れにくい、腐りにくい、
比較的味がよい、そして、安い!
安い食品ほど、添加物が多く入っている可能性が高いです。
一つ一つの食品添加物は、安全性には問題ないとして、
日本では、約1500種類が認められています。
でも、長いこと摂り続けるとどうなるか? とか、
複数の食品添加物や、他のものとの相互作用がどうなのか?
わかっていないことも少なくありません。
他の国の食品添加物との比較は、そもそも定義や基準が違うため、
一概には言えません。
厚生労働省のホームページには、2014年に外部委託した
「諸外国における食品添加物の規制等に関する調査報告書」が
掲載されています。興味がある方は読んでみてください。
わかりづらいですから。
で、この先どうするのか?
各国で足並みをあわせるのは簡単ではありません。
各国の企業の思惑もあることでしょうし・・・。
コンビニもファミレスも便利です。
ファミレスの野菜、果物の多くは、すでにカットされ、
消毒済みで運ばれて来て、厨房で皿に盛られます。
(ファミレスの裏話は、そのうち書きましょう。)
口にいれるものだから、事実を知っておく必要があると思います。
私たちは酵素ファスティングの指導をしています。
使用する「酵素ドリンク」は、「発酵飲料」ですが、
発酵原液の割合が少ないドリンクも少なくありません。
そして、防腐剤として安息香酸ナトリウムが入っているものや、
甘味料としてブドウ糖果糖液糖が入っているものも散見されます。
そんなものが入っているドリンクでファスティングをするのって、
実に怖いことです。
ドリンクの裏や箱に書かれている原材料名を確認する必要があります。
では、「酵素ドリンク」の選び方については、次回に!
薬をやめた薬剤師
川上 修一