高血圧の薬 

2017-06-25

こんにちは!

薬をやめた薬剤師の川上です。

 

日本では、医療費が40兆円を越え、そのうち薬剤費は約10兆円!!

ということを以前に書きました。

 

いろいろな薬が巷に氾濫しています。

もちろん、薬の恩恵を受けているのは事実ですが、

本当に薬が必要なのか?と疑わざるを得ない場合もあります。

 

今回は、高血圧の薬について書きます。

高血圧の薬は、血圧を下げるので「降圧薬」と呼びます。

降圧薬は、いろいろなタイプがあります。

血圧を下げるためのメカニズムの違いから、カルシウムブロッカー、

ベッターブロッカー、アンジオテンシンⅡ受容体ブロッカー、

アンジオテンシン変換酵素阻害剤、利尿剤・・・・・、などなど。

 

一つの降圧薬で効きめが悪いと、違うタイプの降圧薬を加えたりします。

そして、気がついたら、数種類の降圧薬を飲んでいることもあるでしょう。

以前、私は3種類の降圧薬を飲んでいました。

 

血圧は、血液が血管を流れる時に血管の壁にかかる圧力のことで、

この圧力が高くなるのが高血圧です。

血液を全身に循環させるために、心臓がポンプのように

収縮と拡張を繰り返しています。

 

収縮期血圧を最高血圧、すなわち「上の血圧」、

拡張期血圧を最低血圧、すなわち「下の血圧」と呼びます。

 

2014年の日本循環器病学会の高血圧治療ガイドランでは、

若年者・中年者は、140 / 90mmHg以下を降圧目標と定め、

以前の130 / 85mmHgよりも基準が緩くなりました。

 

また、日本人間ドッグ学会では、147 / 94mmHgまでは

「正常」とすると報告をだしています。

本当のところは、どう何でしょうかねぇ?

 

基準が厳しいと、高血圧と診断され、降圧薬を処方される人が

増えることになります。

製薬会社にとっては、美味しいと言えます・・・。

 

血圧が高いと、心臓や脳血管などの疾患に繋がる可能性が

あります。

でも、降圧薬には血圧を下げる効果があっても、

心臓や脳血管のダメージを抑えるかどうかは、

はっきりしない場合も少なくありません。

 

降圧薬が発売してから、臨床研究などで調査をすることが多いの

ですが、この臨床研究には・・・、実は、課題があります。

臨床研究の話しは、またいつか書きます。

 

血圧は、ストレスによって大きく変動します。

薬に頼らずに、ストレスを減らすことが大事とも言えます。

 

ところで、ファスティングをすると、収縮期の血圧はかなり下がり、

拡張期の血圧も下がる傾向になります。

私は、6回目のファスティングの後は、一切薬を飲んでいません。

 

ファスティングには、大きな可能性があると思っています。

では、また!

 

薬をやめた薬剤師

川上 修一

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